スワップポイントの取り扱い

スワップポイントとは

FXのスワップポイントは、通貨ペアの金利差によって発生するものです。通常はポジションを保有している期間中に受け取ることができるものです。(金利によっては支払うことになります)。このスワップポイントの取り扱いは、FX業者によって異なり、大きく分けて「そのまま引き出せる業者」と「引き出せない業者」が存在します。

スワップポイントをそのまま引き出せる業者

これらの業者は、スワップポイントを証拠金残高に反映させ、ポジションを決済せずに現金として引き出せます。

スワップポイントを引き出せない業者

これらの業者は、スワップポイントをポジション決済時に実現損益として処理します。つまり、ポジションを保有している間はスワップポイントを受け取ることはできますが、現金として引き出すためにはポジションを決済する必要があります。

スワップポイントを複利運用

スワップポイントをそのまま引き出せる業者だと、スワップポイントが証拠金残高に反映され、その分を証拠金として活用し、ポジションを増やすことが可能です。これは、複利運用の観点からは非常に有利です。

例えば、100万円の証拠金で取引を始めたとします。スワップポイントが1万円貯まり、証拠金残高が101万円になった場合、101万円分のポジションを持つことができるようになります。これにより、より多くのスワップポイントを得ることができ、複利効果を高めることができます。

まとめ

スワップポイントの複利効果を高めるならスワップポイントをそのまま引き出せる業者、1注文当たりの最小数量がなるべく少ない(理想は1通貨単位から)業者が良いです。例えば1000通貨単位だとスワップポイントが貯まり1000通貨単位が購入できるまで待つ必要がある。その時間は複利運用が出来ない。1通貨単位ならスワップポイントが貯まり1通貨単位買えるまでの時間が圧倒的に短い。なので複利運用ではとても有利なのです。

 

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